もうExcelでテストなんて発狂しそう
最近、テスト作業をすることが増えてきたのですが、周りの文化として地道にExcel表にエビデンスを貼り付けるという古典的な手法を使っております。頑張ってExcelの共有モードを使って分担しながらやっているのですが、重いわ、バイナリファイルだからGitで管理できないわ、読みにくいわで発狂しそうになっていました。
そこで、発狂する前にこの自体をなんとかしないかということでOSSを探し漁ったところTestLinkなるものに出会いました。詳しくはこちらのサイト様で丁寧に説明してくださっていますが、簡単にいうとWebベースで動くテスト管理ツールです。ライセンスはGPLライセンスだそうです。
TestLink単体をインストールしてもいいのですが、諸々がパッケージ化されている方が楽なので今回はBitNamiでインストールしました。Windowsユーザーであれば、こちらのサイト様が丁寧に解説してくださっています。qiita.com
ちなみにBitNamiについてはこちらのサイト様をご参照ください。
BitNamiの読み方は? | MacRuby
すでにBitNamiでRedmineなどをインストール済みであれば、こちらのサイト様が参考になります。qiita.com
Redcaseをリリース前手動テスト管理に使う - 冥冥乃志Redmine単体でプラグインで提供されているテスト管理ツールもあるようです。
今まで作ったExcelのテスト仕様書をTestLinkにインポートしたいという場合は、こちらのサイト様方が解説してくださっています。quesqa.com
ExcelやWindowsのバージョンによってはVBAが動かない場合があるのでご注意ください。私の場合はこちらのサイト様に助けていただきました。qiita.com
導入した感想は気が向いたら書きます。
お勉強用資料はこちら様などが参考になりました。
Bootstrap使ってみた
※【注意】Bootstrepのバージョンによってはない機能もあるようです.各サイトを利用するときはバージョンのご確認を.まあ,究極的にはCSSソースを見ればいいのでしょうが.
- 導入
- グリッドシステム・レスポンシブデザイン
- テーブル
- ボタン
Markdownでホームページが書きたくて
最近、導入してみたタグの記事ばかり上げて節操ないですね。でも、導入してみたはいいが、使い勝手やニーズが合わなくてやめることはままあると思います。下調べが足りないと言われればそれまでですが…でも、それくらい気軽に新しい技術に触れられる世の中で私は幸せです。
前口上はこれくらいにして早速今回導入してみたのはHugoです。
詳細は詳しいサイトがいくらでもあるのでそちらを参照ください。ここでは、公開や管理すら無視した最低限のことだけ書いておきます。
- 公式からダウンロードする
Windowsの方
Hugo の使い方 - knooto
- パスを通す
先ほどダウンロードしてきたファイルを展開するとhugo.exeファイルがあるはずあので,それをコマンドプロンプトやターミナルから呼び出せるようにパスを通します. - コマンドプロンプトを開く
- HTMLのソースを置きたいフォルダまで移動する
cdで移動するだけです. - コマンドプロンプトなどで
を実行する.hugo new site [フォルダ名]
フォルダ名はなんでもいいです.適当に"HOMEPAGE"とかでいいです.なければその名前のフォルダが作られます.ここでHugoのテーマを入れろとか言われますが,入れなくても動きます.テーマを入れる際はライセンスにお気を付けください.多くがMITライセンスだと思います. - テンプレートとなる側となるHTMLを書く
6~8は以下のサイト様をご参照ください.
Hugoでwebサイト構築(1) レイアウトことはじめ | Watanabe-DENKI Inc. 渡辺電気株式会社 - 記事のレイアウトを作る
- コンテンツを書く
マークダウン(md)で先ほどのテンプレートに埋め込む内容を書きます. - コマンドプロンプトなどで
を実行する.hugo
これで6,7でつくったファイルをindex.htmlへとコンパイルします.コンパイルされたものはpublicフォルダに生成されます.mdで書いたものはその名前のフォルダの中に作られます.例えば"test.md"としたならば「public->test」にindex.htmlがあるはずです. - コマンドプロンプトなどで
を実行する.hugo server
ローカルサーバーを立ち上げて表示します.適当にIEやChromeなどのブラウザを起動して表示されたURLを打ち込こめば見えます.基本的には
http://localhost:1313/
になるのではないでしょうか.あくまでローカルサーバーなので,ウェブ上に公開されたわけではありません.ここで表示されるのはpublic直下にあるindex.htmlです.
http://localhost:1313/test/
とすればtest.mdから生成されたindex.htmlを表示できます.ちなみに直接htmlファイル名をしていしないでフォルダ名をしていしたときは,そのフォルダ内のindex.htmlという名前のフォルダがデフォルトでは表示されます.
http://localhost:1313/test/hoge.html
としておけば,index.html以外のhtmlファイルにもアクセスできます.
とりあえずこれで動きます。
あとはヘッダー、フッターをつけたり、でページを増やしたり、markdownの書き方を覚えたりすればよいのではないのでしょうか。次回辺りに体裁を整えるためにBootstrapを使う話をつけようと思います。
その他参考ページ
https://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/member/shotakaha/dokuwiki/doku.php?id=toolbox:hugo:start
PythonでGUIアプリ作りたくなったので、Kivyを入れてみた
最近、私的にも仕事でもpythonを使う機会が増えてきました。ちょうど、qiitaの方でありがた過ぎる記事に出会ったこともあって、この機にpythonでGUIアプリケーションを作ってみようと思いました。
この中で紹介されていたGUIアプリケーション作成環境はKivyというものでした。
というわけで早速インストールを試みました。今回はこれらのサイト様のお力を借りてインストールしました。
Kivy 超入門(1):インストールからHello, World! まで
私は、pythonはanaconda経由で3.6をすでにインストール済みだったので、kivyとその関連ライブラリーのインストールからはじめました。公式に書いてある通り、
python -m pip install --upgrade pip wheel setuptools
でインストールを試みたのですが、いきなりコケました。なぜかオンラインでsetuptoolsがインストールできませんでした。仕方ないので、ブラウザからダウンロードしてきて
オフラインインストールをしました。やり方は単純で、
- pipが使えるコンソール(windowsでanacondaを入れているならAnacondaのプロンプト、macならterminal)を開いて、ダウンロードしてきた「setuptools-38.2.1-py2.py3-none-any.whl」などの名前のファイルと同じディレクトリに移動します。
- 移動先で
を実行します。pip install setuptools-38.2.1-py2.py3-none-any.whl
基本的にはこの2ステップだけで入るはずです。色々メッセージが出て、最後に
Successfully installed setuptools-38.2.1
などの成功メッセージが出れば成功です。
次にdocutilsとpygmentsとpypiwin32とsdl2とglewをインストールします。
python -m pip install docutils pygments pypiwin32 kivy.deps.sdl2 kivy.deps.glew
ここでも何かのインストールで失敗しました。人によってはなくてもいいライブラリもあるので今回は無視。必要があれば、何がないのかわかった時点で再インストールすることにします。ライブラリの詳細は公式を参考にどうぞ。
Installation on Windows(翻訳済み) — Kivy 1.10.0 ドキュメント
Simple DirectMedia Layer - SDL version 2.0.7 (stable)
次に、映像や音声系のライブラリgstreamerのインストール。
python -m pip install kivy.deps.gstreamer
今回は3.6なのでangleは飛ばします。最後にKivyについてもインストール。
python -m pip install kivy
実行して
Successfully installed Kivy-Garden-0.1.4 kivy-1.10.0
などのメッセージが出れば成功です。具体的にどれか必須かはわかりませんが、上述のどれかがないとKivyのインストールに失敗します。私の場合は、setuptoolsがないせいでした。メッセージがいっぱい出て面食らうかもしれませんが、だいたい最後に出るメッセージを読めば、何に失敗したかくらいはわかります。私の場合は、を実行したら、
Could not import setuptools which is required to install from a source distribution.
Please install setuptools
などと出ました。これを見れば、「あぁ、setuptoolsがないから怒られているのね」ということぐらいはわかるかと思います。ないものがわかったら、pipでインストールを試みる、オンラインインストールに失敗したら、ブラウザ経由でダウンロードしてオフラインでインストールする。これで大半は解決できると思います。ちなみにmacの私は、Kivyはインストールできたのですが、サンプルコードを実行したら、pygameがないと怒られました。さらにpygameのインストールにはsdlがいるのでこれから先にインストール。
無事、sdl→pygameの順で無事インストール成功。pygameをオフラインインストールするならこちらを参考にすれば落とせます。
Kivy 超入門(1):インストールからHello, World! まで
に習って
from kivy.app import App
from kivy.uix.label import Label
class IntroKivy(App):
def build(self):
return Label(text="Hello, World!")
if __name__ == "__main__":
IntroKivy().run()
を実行すると、コンソール上はなんかまだエラーを吐いている気もしましたが、とりあえず"Hellow World"の画面が表示されました。やったね。
これからもう少し遊んで、冒頭の教科書に習って簡単なアプリを作ってみようと思います。長文、駄文ではありますが、ご参考になれば幸いです。ではまた。
〜参考〜冒頭の教科書以外でKivy基本文法を学ぶときに参考になりそうなサイト様
Anacondaのライブラリとの連携